風邪で寝込んでいる間にえらいことになってました。
何の前触れもなく新しいゲーム規制案が発表されたようで、中国企業の株価がどーんと落ちた模様。
▼参考リンク
●中国当局が新たなオンラインゲーム規制案を発表。テンセントやNetEaseなどの株価が一時下落(4gamer)
●中国政府 オンラインゲーム規制強化「課金誘導」や「ログインボーナス」等を禁止する草案を発表(Kultur)
●中国、突然のゲーム規制案発表-テンセントなど時価総額11兆円超消す(Yahoo!ニュース)
▼まとめ
簡単にまとめると「ゲームの利用頻度と過度な課金を促すサービスを制限する案」です。
報酬誘導(ログインボーナスや初回ボーナスなど)を禁止するとともに、課金上限額を設定してユーザーに警告を出さなければならなくなります。
ガチャを提供する場合は、過度な消費へ誘導してはならず、ガチャで入手できる物と同じ物を入手できる手段を別途用意しなければなりません。
未成年者への提供は禁止されるそうですが、現状、日本ではユーザーの年齢確認は自己申告なので・・・どうするんだろう?提供する国によって形態を変えるんでしょうか。
中国内の規制なので日本でのサービスにどういう影響をもたらすかは未知数ですが、何も影響が無いとは思えないですし、なんならシワ寄せが来そうな予感さえしているので、中国産のゲームをプレイしている人は続報をチェックしておいた方が良さそうです。課金の仕方がガッツリ変わる可能性もあります。
まだ草案段階として公募で意見を募っているところですが、反対意見に圧されて規制が白紙になることはまず無いと思います。何かしらの規制は入ることでしょう。
中国のゲーム市場はスマホゲームがメインです。
ゲーム業界の詳細データ:売上高は3,029億に増加 モバイルゲームが過去最高を更新 (※中国語)
2023年の中国ゲーム産業報告によると、中国におけるモバイルゲームの販売収益はゲーム市場全体の74.88%を占めると予測されています。次いでPCゲームが21.88%、コンシューマゲームが0.96%。
PCやコンシューマ向けのゲーム制作はまだノウハウが乏しく、開発者が作りたがらないって感じのインタビュー記事を読んだ記憶があります。だからこそ主戦場であるスマホゲームに規制が入るのは痛いでしょうね。今頃頭を抱えてそうです。
しかしながら私は言いたい。
「今までのスマホゲームが異常だった」
中でもガチャという仕組みに関してはドえらい消費者搾取がエッグいのぉ?!と昔から思っていたので、ガチャ課金だけは可能な限り避けてサブスク課金だけで遊ぶようにしています。消費者保護法とは何だったのか状態。
※ガチャ課金している人を非難しているわけではないです!そんなん個人の自由で好きに遊んだらいいですからね!あくまで自分はそういうスタイルだって話。
やっぱりオンラインゲームは月額課金が一番健全だと思うんだけど、人が集まらないだろうなぁとも思います。
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